字を書くのが怖い
ついさっきの事なので、走り書き程度ですが書いておきます。
字を書くのがあまり得意ではないというか、字がそんなに上手くないので、提出書類に手書きで何かを書くとか、誰かへのメッセージを手書きで書くとか、そういったものが苦手です。
その中でも、誰かへのメッセージ、特に親に宛てたメッセージやメモを書くのが苦手です。
苦手というか、怖いです。
ここからは昔の話になります。
過去さんの主張ターンです。
中学か高校の時、父に名前を書くように言われました。
何かの封筒だったか、どこかへ提出するような書類だったか、その辺の記憶は曖昧です。
もしかすると、名前ではない文を書けと言われたのかもしれません。
とにかく、私は書きました。
上手に書かなければいけないものだったと思います。
丁寧に書こうとした覚えがあります。
書き上げて、そんなに下手ではないと思える文字が書けたと思いました。
これなら大丈夫かな、と思いました。
そして父は言いました。
「もっと真っ直ぐ書け!」
少し強めの口調だったような、怖い声だったような、そんな感じでした。
ショックでした。
褒められはしなくても、まさか怒られるとは思っていませんでした。
もしかすると、起こった口調は私の記憶違いで、実際は注意とか要望程度の感じで言われていたのかもしれません。
ただ、現在の私には「文字を書いたら怒られた」という記憶がこびり付いているのです。
当時の私にとって、その位の衝撃と恐怖があったようです。
さっき、親に宛てて伝言メモを書いてきたのですが、やはり少し緊張しました。
あの時のことを思い出して。
そして、過去さんがぺしぺし叩いてくる主張をしはじめ、書き上げたメモの文字を見て「この字じゃ怒られる」と思ってしまい、書き直しました。
最初のメモは握り潰して捨てました。
2回目のメモは、1回目よりは多少整えて書けたと思います。
それでも、父の満足する基準ではないだろうと、もしかすると怒られるかもしれないと、そんな不安が残りました。
一応、そのメモを置いてきましたが、やはり少し怖いです。
最近では怒られることも叱られることも怒鳴られることもなくなったのですが、今後もそれらがないとは言い切れません。
だから私は、こんな些細なことでも、毎日思い出しては過去の記憶と戦ったり折り合いをつけたり、そうやって付き合いながら生活しています。
風呂の話を書く予定でしたが、ネタは早いうちに書き出した方がいいと思ったので、先にこれを書かせていただきました。
今回はここまで。